d0iの連絡帳

気がむいたら書く

2009-01-01から1年間の記事一覧

Data Provenance

物理的なitem traceabilityを拡張してきた自分ですが、このアイディアを金曜日に筑波大学の川島先生にお話したら、「それは Data Provenance (来歴) と言うんですよ」と教えていただいた。今日になって論文を漁ってみたら、このキーワードで強烈に大量の論文…

メモ

ここから下は人様に読ませるようなものじゃないので、スルー推奨。 今考えていること ちなみに今考えていることは、だいたい以下のようなステップ。まだ「論」と言えるほどのものじゃない。 fact: 資源は枯渇し、社会は疲弊する (特に日本では、少子高齢化) …

×輪講を乗り切る ○輪講で良い方向性へのヒントを頂く

今通っている大学院には「輪講」というシステムがあり、相互に研究内容を紹介し合っている。ショボい内容だと当然教授陣に粉々にされてしまうので、誰もがきちんと準備して望む。ところが、自分は最近「大学院での研究」という意味で全くといっていいほど進…

DICOMO2009とか

DICOMO2009にて「低炭素排出時代におけるホームネットワークの課題」という内容で発表を行いました。内容は薄いの重々承知なのですが、課題設定が良かったのか、「優秀プレゼンテーション賞」を頂きました(あと、ベストカンバーサント賞も ← ちょっと狙ってた…

情報処理学会 論文賞をいただきました

過去の研究ですが、情報処理学会論文賞を頂きました。ありがたい話です。あの頃が頂点だった、というオチにならないように、がんばって前に進みます。実際ポテンシャルは落ちる一方ですが、その分速度を稼げてるといいな・・・(←航空的考え方)

2年目のはじまり

ついに2学年目がはじまってしまった。実は、研究が全くと言っていいほど進んでいない (主として自分の怠惰さが原因...) ので、厳しいのですが、いきなり輪講が4/24に設定されてしまった。輪講の発表構成についていろいろ考えているが、今の「仕事」をそのま…

tw: ものすごくいい加減なTwitterコマンド

ちょっと前から、まわりで Twitter ユーザが増えてきたのですが、どうも既製のクライアントやWeb Interfaceは肌に合わなかったので、軽く作ってみました*1。作りとしてはものすごくいい加減ですが (特に設定ファイル) 一応使えます。 *1:期末の現実逃避って…

最近、必要な知識が爆発的に増えてて追い付かない。何とか定性的な理解で物事を進めているが、いつか落とし穴にハマりそう。以下、軽いサーベイが必要な内容。 電力系統工学 マルチエージェント強化学習 数理計画法 マイクログリッド需給制御

DICOMO書き始め

1枚にまとめるって無理無理、とか思いつつ、DICOMOの骨子を考えはじめている。締切来週の月曜なんだけど、明日上司に相談できるかなぁ‥‥‥(原則、投稿/発表2週間前までに申請しなきゃなんだけど、今回は既に無理)。共著に社外の先生を含めるか、という問題も…

namespaceのプロセス毎の分離

前々から、特定プロセスだけresolv.confを分ける、ということができないか、と思ってたら、ちゃんとそういう手段はあるらしい。Per-Process Namespacesunshare(2) を使うことで、プロセス毎に名前空間(何の?)を分けたりできる、と。 mount --bind の仕組み…

なぜSKKでなければならないのか

今日は体調不良でお休み。そんな中、簡単に「何故SKKでなければならないのか」の思いのたけを綴ろうかと。まずは箇条書き。そのうちreviseします。SKKについては、SKKの特徴(SKK OpenLab) あたりを見て頂ければ良いと思います。ポイントは以下の3点。 1987年…

Above the Clouds: A Berkeley View of Cloud Computing

Cloud = SaaS + Utility Computingハード的に言えば↓の3つが新しい視点: 1. The illusion of infinite computing resources available on demand. 2. The elimination of an up-front commitment by Cloud users (Cloud users = SaaS Providers) 3. The abil…

自宅RAID予防保全

自宅のRAID (Buffaloの250x2) の予防保全として、時々 out-of-sync になる2nd HDDを外して、ストックしてあった320GBの奴に入れ替えてみた。まぁ、250GB分しか使えなくなるけど、誤差でしょうな。現在sync中‥‥‥明日の朝までに終わるかな。

論文出した

もう一昨日のことになるが、久々に論文を出した。まぁ、何度も書いているようにネタは新しくない (既に2度落ちている話) だが、もちろんそのまま出すような手抜きは許されず、構成に手を入れ再実験でパラメータ空間を広げ‥‥‥。ただ、これやってても本筋の研…

Google Sync?

使いものになるかどうかわからないけど、 http://www.google.com/mobile/default/sync.html 便利そう。

終日大学に居てみる

社外に出せない仕事をするときはさすがに社外で仕事するわけにはいかないけど、今回の論文仕事とかはどうせ外に出す仕事なので、気兼ねなく外で仕事できる。と、いうわけで、午前と夕方にそれぞれ遠隔ミーティングを入れて (というか、入ってたので) 一日大…

IEICE-D 突貫工事

IEICE-Dを言い訳に、ちょっと仕事を手抜きして論文の追加実験中。昔の実験環境を再現して (一部マシンが入れ替わってるけど、実験機は同じブレードサーバ) いくつかのパラメータを見直して取り直し。昔のデータは1パラメータしか変化させてなかったけど、よ…

NGNとかOSGiの何が気に喰わないのか

NGNとかOSGiとかが妙にしっくりこないのだが、何故かちょっと考えてみた。結局、オープンにしようとか柔軟にしようとか言って仕組みを作るんだけど、その仕組みの前提となるデザインゴールが「明確すぎて」基盤とするには不十分なのではないかと。つまり、IP…

Referencerにbibの管理をさせてみる

Referencerはbib生成機能があるので、自分の過去の論文を共著分も含めて全部突っ込んでみた。たいした量ないけど。bib entryからpasteできるので楽なんだけど、authorの欄の解釈がおかしい気がするなぁ。例えば author = {Yusuke DOI and Givenname Familiyn…

急に締切が延びたので

急にIEICE-英文Dの論文締切が延びたので、INFOCOMで落ちたネタの再挑戦が現実味を帯びてきた。 締切は2/13なので、その間の仕事は多少融通してもらうつもり。しかし、(INFOCOMとは言え)惨敗しているネタなので、論文としての練り直しとか、数字の取り直しと…

referencer その後

EUC-JP環境で無理矢理UTF-8で使ってたが、日本語ファイル名に対応できなくて撃沈。 G_FILENAME_ENCODINGを見てないのかな‥‥‥。

文献をどのように管理するか

参考文献の管理が破綻してはや数年。しばらくまともな研究をしないでのうのうと過ごしてきたが、さすがに課程に入るとそうも言ってられない。とりあえず要件をまとめてみる。 タグで分類できる メモとpdfとURLとbibentryがまとめて管理できる subversionなど…

組織内SNSはどのようにあるべきか

思い出したので、日頃思っていることを以下に記録。多分どっかでも言われている陳腐な内容だとは思う。組織内(会社内)SNSとは、自社の経営状況を把握するためのバックオフィスシステムの発展形として存在すべきだ。なぜなら、多くの場合、組織の最大の財産は…

理由は多い

200万人が聞く演説と、予算委員会での漢字テスト。彼我の差を生み出した理由はいろいろある。その中で、「政治家を育てる力」の差が気になっている。ロビイングにしろ、地域における活動にしろ、何がああいった政治家を育てる土壌として有効なのか? 知りた…

オバマ体制に思う

オバマ政権の閣僚は15人中13人が修士以上の学位持ちという。他の政策はどうかわからないが、技術政策という意味ではこれは怖い。政策決定をエンジニアリングとして見ることができる政府は、トンガった技術を競争力の源泉とすることを心得ている可能性が高い…

混ぜてみた

研究ネタと仕事ネタを敢えて混ぜてみた。○○網におけるトレーサビリティの研究。 成果は研究側にフィードバック可能なので、うまく行けばいろいろとおいしいけど、失敗すると全部ひっぱられてエラいことに。どうなることやら。

今年最後の輪講終了

M1の前向きな発表は良い刺激です。ただ、教授陣がこころなしか出席が少ないような...

無限エネルギィエンジン

秋葉原有隣堂で「無限エネルギィエンジン」みたいな本がエネルギィ関係の専門書コーナにあった。実物はまだ作っていないみたいだけど、わりと専門的な人がこういう本を書くと、うっかり出版されちゃうのだなぁ。おもしろかったので、タイトル覚えてくればよ…

トレーサビリティネタ

さて、研究だが、センサネットワーク上のデータトレーサビリティ、というキーワードで検討を進めている。本来なら泣く程サーベイをしなければいけない時期だが、前述の電源系の勉強 (研究サーベイというよりも電力システム基礎の「勉強」 -- 大事なことなの…

電源/エネルギーネタ

昨年は、後半から仕事で電源系のシステムに関する研究と雑用に参加。電源系と一言で言っても幅は広いけど、基本的には需要家側のハナシに携わっている。今までと全く異なる領域なのでいろいろと勉強になるのと、やはりモノがデカいので興奮気味。一件だけ嫌…