d0iの連絡帳

気がむいたら書く

×輪講を乗り切る ○輪講で良い方向性へのヒントを頂く

今通っている大学院には「輪講」というシステムがあり、相互に研究内容を紹介し合っている。ショボい内容だと当然教授陣に粉々にされてしまうので、誰もがきちんと準備して望む。

ところが、自分は最近「大学院での研究」という意味で全くといっていいほど進捗がない (むしろ下がってる?) ので、とても憂鬱なのです。自分の発表日は11月20日。あと4週間しかない。実装とか評価とかしている暇も、確たる方向性への自身もないので、過去の研究を繋ぎあわせるための何かを探す他ないんだけど (実はこの1年、メンタルにダウナーで、ほとんど何もできない状態だったのですよ)。

前回の輪講では、教授陣の一人から、「どの問題に定式化するのか?」 と問われ、その答を用意しないといけないんだけど、何だろうね。

  • 考え方その1: 大学院入学時の野望を貫徹する → 時間的にも無理っぽい
  • 考え方その2: 縮退した (けど+αのある) ストーリーラインを考える
  • 考え方その3: 過去の成果だけで何とかD論を書く → 大学院の成果として認められる気がしない

というわけで、縮退プランを考えなければいけない。+αとしては、信頼性の話に帰着させられるのではないかと思ってる。というか、一応「実学」を修めなければいけないサラリーマン学生としては、会社に迷惑をかけて大学に通った結果として、社会で役立つ理論を持って帰らないといけない。信頼性はわりといいと思ってるんだけど、信頼性工学なんて教科書を眺めた程度の知識しかないので、猛勉強が必要かねえ。

あとは、検証可能性って話もあった。こっちのほうがアイディアの素みたいなものはあるので、それを掘り下げた方が良い気もしている。

「針の穴から世界を見る」(連れ合いの師匠のお言葉) のは難しいものですなぁ‥‥‥。