スカイ クロラ
映画「スカイ クロラ」を昨晩レイトショーで見てきた(2回目)。感想を長々と書くのもめんどいので箇条書きで。
- キルドレ ≠ 子供？
- 子供は恐れを知らない : キルドレは何故空を飛べるのか？
- 記憶の積み重ねがないから恐れを知らない？
- 空を飛ぶには身軽である必要がある
- 荷物はフライトバッグとその他のバッグの合計2つ
- 「明日死ぬかもしれない人間が、どうして大人になる必要があるのか？」
- 大人は地面に足がついている : 空を飛ぶ奴等を見守るしかできない
- 大人は荷物が多い : 重すぎて飛べない
- クサナギ氏 : 柵の中から飛行機を見送るのは象徴的
ところで、研究者は「大人」だろうか「子供」だろうか。積み重ねや根回しなくして(まともな)研究はできないが、そこに至るまでの方向性・鋭敏さのようなものは子供、あるいはキルドレ的な身軽さが必要だと思う。「大人であること」「大人のフリをすること」「子供のフリをすること」「子供であること」 境界は滑らかだけど、多分、違う。
自分のスランプ (的なもの -- 自覚はある) は、自分が大人のフリもできず、大人にもなれず、子供が持つ鋭敏さも失っていて (少なくとも現時点では)、中途半端だからだろうか。ゼミなり何なりに出ていると、「子供の感覚」を少し思い出す。
