d0iの連絡帳

気がむいたら書く

2021年まとめ

毎年1回しか更新しないblogとなってしまっているが、一応年と締めということでやっておこう。

家としては子ども中心の生活なんだけど、仕事のほうも手が抜けず、家族には頭が上がらない1年でした。
このblog書く前にまとめたプライベートなメモだと、自分のネタって、たまにサイクリングに行く以外は、「スマホが壊れた」「在宅勤務が板についてきた」「小型船舶の免許を取った」ぐらいしか存在しないという薄さ。基本的には、起きる→子どもとごはんたべて、保育園に送っていく→帰宅して仕事→昼ごはん(自分で作るときは99%スパゲティ茹でておわり)→仕事→19時ごろ終えてごはんたべて、子どもの風呂がまだなら入れて、就寝、という流れをひたすら回しつづける1年でした。特に10月以降は子どもの習い事で土曜日も朝から夕方まで出ずっぱりで、日曜もなんのかんの予定が入っているので、目が回りそうです。

なんか、在宅勤務がベースだと、わたしみたいな雑用調整仕事だとかえってmeetingが増えて、「通勤してるヒマがない!」みたいな状態になるんですよね。出勤するとなるとまず定例を調整しないといけない、みたいな。一方、家族に迷惑をかけずに自分の時間を取ろうとすると、平日休暇とか、半休にして予定を突っ込むしかないので、仕事もますますアレな感じです。はてさて。

1月〜3月

幼児教室とか体操教室とか通わせるも、なんか違うなーこれでいいんかなーという感じ。ただ、渋谷と青山の間ぐらいの場所に定期的に行ってたのでそれはちょっと楽しかった。
あとは何故かこの寒い時期にプールに何度も子連れで行く。なんか未就学児向けの教室が大倉運動公園のプールで開催されていたので、そこに何度か通うなど。

4月〜6月

マザー牧場いったり、PICAさがみ湖でキャンプしたり(といってもロッジ借りたけど)。PICAさがみ湖は、さがみ湖ファミリーフォレストとつながってるのなかなかよかった。丁度イルミネーションやってて、閉園直前に裏口から入り込んで見た、自分達以外誰もいないイルミネーションは幻想的で忘れられない。写真ではぜんぜん雰囲気出てないけど。

photos.app.goo.gl


子どもの幼児教室の音楽性不一致で移籍を行う(見つけてきたのは妻)。移籍先はかなり新しくロジカルで、納得感が高い(音楽性の一致度が高い)。移籍した先で、村井研究室の後輩とパパ友的な展開に(後日の話だけど)。
なんか、私の話し方が独特で気がついてくれたらしい。そんなに独特だろうか??)

7月〜9月

あまり何も考えずに白馬まで遊びにいく。自然は楽しいが子どもはどうも自然よりも安曇野あたりで休憩がてらに寄ったカートが楽しかったようだ。まあ、子どもの興味ってそんなもの... (はじめて連れてった水族館では魚そっちのけでLED観察してたしな)

このままでは自分の生活に張りがない、何かやらねば、と、船舶免許を取ろうと思い立ち、試験など受けてみたりとか。

10月〜12月

子どもが興味を持ったのでカート教室に突っ込んでみたが、まだ手と足の連動がいまいちで、途中リタイヤ。まあいい経験になったし、来年余裕があれば再挑戦。

船舶免許無事取ったけど、すぐ米国海外出張。まだペーパー船舶ドライバーです。コロナ禍の下での海外出張としてかなり緊張しましたが、出張自体はまあ何とかなりました。ここはプライベートな日記なので出張先で何してたかあまり書かないですが、まあ以下のような感じです。

その後10日間もの自宅待機もあったので、かなり家族には負担をかけてしまいました。お詫びに子ども服をしこたまMacy'sとかで買ってきたけど...


12月になってまあ社会復帰しつつあっというまに今年終了。今年最後?に子どもに国語辞典を買ってあげたけど、子どもが最後に調べて書いた文字は「泥棒」。(ずっこけ三人組を読んでて、ハカセが「泥棒」という字が書けずに、、、というネタがあったのでした)

まとめ

幼児教室漬けなところから想像つくかもしれませんが、今年から来年に向けて子どもの小学校受験を中心とした生活になると思います。
いろいろ不義理もすると思いますが、しばらくの間ご容赦ください。

本年も各方面に大変お世話になりました。みなさまも良いお年をお迎えください。

2020年まとめ

2020年もあっというまでした(毎年言ってる気がする)。昨年後半から職責が変わって、なんだかんだ対応するためにヒーヒーいっているところにCOVID-19対応でエラいことになったけど、ポテンシャルの高いチームに恵まれて成果も出せてよかった。でも俺達の本当の戦いはこれからだ! って感じの一年でした。

なんか雑な書き方になってますがご容赦ください。

1月〜3月


MN-3の生産・構築準備をやっていたような気がします。結構大変だったような気がしますが、もはや詳細は記憶の地層の彼方です。ひきこもり生活開始はこのころ? チームのみなさんの顔色がわからないのでなかなかむずかしい。

プライベートはちょいちょい近場で遊んでた気がします。トーマスランドとかとしまえんとか。

4月〜6月

MN-3の構築が完了して、HPLベンチマーク、開発用稼動。Green500で世界1位を獲得したのは本当にすごかったと思います。ISCがオンラインになってみんなで中継見ながら盛り上がってたのも良い思い出です(社内slackの流量もなかなかだった)。

娘の保育園が変更になって、直線距離では近くなったのだけど交通の便としては不便になって、また、今迄小規模園で丁寧に見ていただいていたのが大規模になって「たくましく」生きないといけなくなって、結構娘本人にとっては試練だった模様。今年後半になってようやく落ち着いてきましたが... 親としては、雨の日の自転車送迎が正直厳しい。

ゴールデンウィーク中突発的に娘の自転車を購入し、一日で乗れるようになったのが今年一番のイベントかもしれない。ストライダーで覚えてると本当に楽。自分の頃は小学生が標準だったのにね。(3歳10ヶ月)

あと、娘でいうと、習いごとをはじめたのだけどすぐリモートになって、Zoomのレッスンとか。ただ、Zoomは会議用codecなので、複数の参加者が同時に歌ったりすると破綻しますね...

7月〜9月

仕事はずっとミーティング漬け。何やってたんだか覚えていないがとにかくストレスが強かった印象(今も継続)。カレンダー見ても解釈できないぐらい飽和していて大変にまずい状態がずっと続いている。少しは時間とって考えないと(出たとこ勝負のその日暮らしでは)マズいということで、無理矢理水曜日と金曜日をあけるようになったのはこのころだったかな....?

娘は1泊2日のサマーキャンプ。はじめての外泊。親がいると甘えまくるが、いないならいないで何かちゃんとやったりするのが面白い。よみうりランドとか近所とかでプールいったりとか、片桐仁の朗読劇見にいったりとか。

10月〜12月

11月のGreenで2位だったが、かなり性能はソフトウェアで改善できた。一方、本来業務でもいろいろ見えてきたが、まだまだやることが多い。もちろん、会社全体の計算基盤として、GPUとMN-Coreの使い分けとか含めて、見えてないことが多いので、いろいろ大変。

三茶de大道芸3年連続で見ることができた。ただし今回はストリートではなくステージ。ストリートだと見たいものしか見ないけど、ステージだと他の演目も見ることができるのでこれはこれで(娘の)勉強になったか? また、しれっと一人で本を読むようになってきたので時々楽ができる。もちろん動画見せればかじりついて見つづけるんだけど、それもどうかと思うのでなるたけ相手するようにはしているので...

娘については、学力よりまずは体力に課題を感じるので、なるたけ疎な公園を探してつれていく日々。そもそも登園経路が緑道なので、いっそキックボード登園させるか、とクリスマスプレゼントはキックボード(娘本人自転車登園も試したが、自転車を持って徒歩でかえるのしんどい)。

個人的には、Oculus Quest2を購入してしまい楽しい。一方で、屋内運動はステッパー、Ring Fit Adventureその他いろいろ試したが飽きてしまって、しばらく放置状態だったクロスバイクを復活させてたまに朝練開始。さむい。

まとめ

自分が個別技術やビジネス構造を十分に理解できている気がしないのに、左は深層学習計算基盤から右は半導体までどっぷり首までつかってしまった一年でした。自分自身のコンピテンシって何なんだろうな? と考える日々。答えは見つかりません。

今年の最終盤になって急に朝型になりました。午後7時以降は仕事をせず、ご飯→娘を風呂に入れる→読み聞かせ→寝る、というパターン。遅くとも10時ぐらいには寝るので、4時とか5時とかに起きて、そのまま朝食まで仕事とかできてしまうという。家族の時間が持てるのはよいですがさむいのが欠点。

来年個人としては喪中ですので新年のご挨拶は控えさせて頂きますが、引き続きよろしくお願いいたします。

「CO2排出量は車の5倍、力任せの深層学習は環境に悪すぎる」の嘘

掲題の記事が流れてきたのでびっくりして読んでみました。記事としては完全に虚報 (fake news) になってしまっているのですが、どうも世界的にこの虚報がはびこってるっぽい雰囲気を感じたので、微力ながら裏を取ってみました。みなさんの周囲に「AIの学習は車5台のカーボンフットプリント」って言い出す地球にやさしく技術に厳しい方がいらっしゃったら、ぜひこの記事を紹介してください。

一行で結論を書くと「乱暴な換算による誇張の誇張部分だけをわかりやすく記事として取り出して一人歩きさせた結果虚報になってしまった」という内容です。

掲題の記事はこちら↓ (2019-08-27)
MIT Tech Review: CO2排出量は車の5倍、力任せの深層学習は環境に悪すぎる

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決定過程の説明責任

AIの判断、企業に説明責任 政府が7原則 混乱回避へ法整備 :日本経済新聞

いろいろとこの記事が社内外で話題を呼んでます.仕事でカバン持ち程度とはいえ関わったので,あまり内容についてあれこれ言うべきではない立場なのですが,一箇所だけフォローさせてください.以下,全て個人の意見であり,所属先とは無関係です.

決定過程の説明責任について,「AIの判断はブラックボックスで説明できない」という前提で話している人がいますが,実際には「AIの判断は説明できない」は誇張表現だと思っています.ただ,以下の説明において,土井は機械学習/AIについては門前の小僧に過ぎないので,詳細は間違っているかもしれません.鵜呑みにしないでくださいね.

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『AIは猫を「知っている」のか?』 ではあなたは猫を「知っている」のか?

引用部はAIが絶対に人間を超えられない「根本的な理由」を知ってますか(西垣 通,千葉 雅也) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)より

それは結局、どこまで行っても「量」の世界ですよね。しかし今では、「計算能力の爆発的な向上」というクオンティティ上の変化が、まるで「質」、クオリティの問題に踏み込んでいるかのように言われている。実際は計算量が増えているだけなのに、それがまるで人間の質的思考に代わるようなものをコンピュータが帯び始めたかのような幻想を引き起こしている。

これを主張するためには、「人間の思考が、量の規模により質的変化をもたらしたものではない」という大前提が必要だが、著者らはどう考えるのか。猿の思考、猫の思考、クジラの思考、ネズミの思考。生命であればミトコンドリアであっても計算機の「思考」と本質的な差があると、著者らは主張しているように読めるが(本記事末尾など)、その主張に合理的な論拠があるようには読み取れなかった。

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